北海道の秘湯!ペットと泊まれる宿!「野中温泉別館」体験談

1964年生れの今年で55歳になる男性です。北海道へ移住して13年。小さな木の家で犬3匹と暮らしています。犬は保健所から引き取った雑種犬が2匹と迷い犬の柴は1匹。

わがままで怖がりでマイペースと、それぞれ個性的ですが、ケンカは一度もしたことありません。妻と犬三匹と、車で北海道中を旅しています。

行先は北海道三大秘湖オンネトー野中温泉別館。今回はトレッキング観光と温泉目的で自宅から車で3時間かけていきました。

北海道旅行はどうでしたか?

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オンネトーで自然を堪能

火山警戒警報の出ることもある雌阿寒岳の麓、秘境の湖として有名なオンネトーは海外からも訪れる方が少なくありません。

秋の紅葉は言うに及ばず、神秘的な氷結の冬。雪解けからひと息に新緑に染まる季節など、ほぼ一年を通して周辺へのトレッキングや登山にチャレンジする方がいます。

美しい風景を記録しようと大きな望遠レンズを構えたカメラマンや、スマホのシャッターを切る方が多いのも特徴です。

もちろん、僕らも犬三匹を連れて秋の終わりから冬にかけてのオンネトーを訪れたのでした。

犬連れなので、雌阿寒岳への登山はできませんでしたが、周辺の林道やオンネトーを巡る木道を散策。

神秘の湖を堪能しました。

犬たちはそれぞれに歩くペースが違うので、人のいない隙を見計らってリードをはずすこともしばしば。ヒグマと遭遇しないようにと祈りながら。

運よくヒグマと出くわすことはなかったのですが、ところどころの大木の爪痕は大型哺乳動物の仕業に違いないと、後になって冷汗がたらたらと流れたものです。

野中温泉別館で温泉を満喫

ゆっくりと景観と原生林の空気感を満喫したら、ひと汗流すために野中温泉別館へ。野趣あふれる露天風呂が人気の秘湯です。かつて、ここにはもう一軒の温泉宿があったのですが、硫化水素による事故を起こしてしまい廃業。

現在は野中温泉のみです。気さくな宿主は犬好きで、宿でも犬を飼っているとのこと。

よく見るとロビーに横たわっている茶色のもじゃもじゃは紛れもなく犬で、食堂の奥には大型犬用のケージが備え付けれらています。

甘えん坊のゴールデンレトリバーがもう一頭いるとのことでした。

僕の連れている三匹とお友達になれるかと思ったのですが、縄張り意識が強異ということで断念。

さらに猫も飼っているということで、宿主の動物好き、自然への思いが伝わることでした。このような所で生活をしていることによるのか、それとも動物好きが高じてこのような場所に移り住んだのかはわかりませんが、宿の方と打ち解けるのに時間はかかりませんでした。

この宿の先々代は113歳の野中さん。今なお健在で、先ごろ世界最高齢男性としてギネス認定された方です。この環境で、素晴らしい温泉に浸っている生活なら、納得することしきりでした。

宿の様子はどうでしたか?

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温泉も女将も良い

気さくな野中温泉の女主人とすっかり仲良くなり、犬を乗せた車は玄関先のあまり寒くないところに駐車させてもらいました。

おかげで朝夕の散歩や深夜の水やりも比較的らくに行うことができた次第。

しかも注意深く見守ってくれて、宿の犬と接触しないよう絶えず気を遣っていただきました。

宿主の情の深さはもちろんのこと、それよりも深いかもしれないのが温泉の効能。立ち込める湯煙と硫黄臭は活火山の麓の温泉ならでは。

多くの登山客を魅了し、秘境の温泉宿として常に上位ランクされる由縁です。

そのような周囲の活況に左右されない変わらぬ経営方針も魅力のひとつ。1年を通して料金体系はまったく同じです。さらに雌阿寒岳の火山状況を瞬時に把握できる機器をロビーに設置し、訪れる客との情報共有をするなど危機管理対策もばっちり。

背伸びせずに、大自然の恩恵を享受しているという謙虚な姿勢が伺えます。

目玉の温泉は地元の木を使った内湯に石組みの野趣あふれる露天風呂。

個人的には、この宿の悪いところなんて思いつきもしないのですが、さまざまなサイトの比較評価を見たら露天風呂が解放的すぎて上品な女性には好まれていないようです。

僕等にとっては、最高の宿。山奥を訪ねていきながらなお、上品であり続けられる方々もまた凄いとは思いますけれど。

ともあれ、開放的な混浴露天風呂に入ってくる勇気ある女性はいませんし、女性専用の露天風呂はあります。

開放的になって不埒なことを考える方がどのくらいいるのかはわかりませんが、泉質とロケーションが抜群であることは間違いのないことです。

けれども、犬は温泉に入れません。強烈な硫黄泉は犬の個体によっては脱毛を促進させる可能性もあるとのことです。

事前に準備しておいたほうがいいことは?

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犬用グッズは大切

普段から犬連れで旅をすることが多いので、犬グッズは車の中に常備しているつもりです。

素晴らしい宿で、ロケーションも温泉も、食事も抜群の宿で、温泉三昧、散歩三昧の時間をすごさせていただきました。

あるといいなと思うものを挙げるとすれば、犬専用の保健衛生用品。

基本的に犬は傷口を舐めて治す動物であり、内的な疾患に関しては、ひたすら休養することで回復を待つという自己治療本能を持ちます。

ですから、余程のことでもないかぎり手を出したり、余計な世話を焼いたりはしないよう心掛けてはいます。

けれども、秘境の山奥となれば、その余程のことの起こる確率が格段にアップするのかも知れません。

救急セットや知識を学んでおくとよい

熊と出逢わなかったことは幸いで、大きな倒木や折れた枝の鋭利なささくれ、キツネやアライグマ、シカ、あるいはオオワシ、オジロワシなど北海道ならではの野生動物との遭遇は寒くなればなるほど増えてくるのです。

動物たちは冬眠するしないにかかわらず、冬のとぼしい餌を求めて麓に下りてくるから。軟膏や包帯、ファーストエイドのグッズとレスキュー知識を蓄えておくことが必要です。

ペット旅行の楽しみと今後の予定は?

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ペット旅行の楽しみは多角的であることです。

訪れる場所が制限され、入れないエリアも少なくはないですが、その範囲での行動は自由。

犬連れは犬連れと出逢い、猫連れは猫連れと出逢う楽しみがあります。飼い主同士が仲良くなるのは日常茶飯事。「またお逢いしましょう。良い旅をお続けください」との合言葉で、連絡先を交換し合うこともしばしばです。

過去の経験から言いますと、北海道の利尻島で出逢った老夫婦が、犬連れではありませんでしたが犬好きで、僕らの犬たちを大そう気に入ってくれました。

聞くと京都在住で、日本中の山を二人で登っている途上。

犬を3匹飼っていて、現在息子夫婦の家に預けているということでした。

留守を預かる息子夫婦の親孝行と預けられた犬たちの思いと、自分の連れている三匹との思いを比較しつつ機会があったら訪ねますと、別れ際に約束した次第。

その約束は昨秋きっちりと果たされ、老夫婦の飼っている三匹と僕らの三匹とのご対面となりました。

旅は道連れ、世は情け、袖触れあうも他生の縁と言いますが、まさに旅は縁との出逢い。

犬連れなら尚のことです。それぞれの犬たちの前世が何であったか、僕らの前世が何であったかはわかりませんが、迷い犬も捨て犬も生まれるべくして生まれ、出逢うべくし出逢ったのだと、犬連れの旅に思うことしきりです。

将来は日本一周をする

近い将来、長い休みを取って、犬連れの日本一周の旅をしようと思っています。初心者の方へのアドバイスとしては、旅の醍醐味は出逢いに尽きる、ということ。

どのようなペットであれ、好きな人もいれば嫌いな人もいます。

嫌いな人は苦手なだけであり、命を慈しむ気持ちは同じ、旅先での人との出逢い、動物たちとの出会いを大切にして、と願います。

 

山の宿 野中温泉別館HP→http://www.minkoku.com/yado/top.php?yado_id=7

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